<ソフトバンク1-6巨人>◇15日◇ヤフオクドーム

 交流戦王者のソフトバンクが守備の珍プレーで敗れた。1回2死一、二塁で巨人ロペスが右前打。長谷川勇也外野手(28)からのバックホームは間に合わず、捕手山崎勝己(30)は二塁を狙ったロペスを刺そうと転送した。これがそれた上、二塁ベースカバーも不在。ボールが外野を転々とする間に打者走者ロペスまで生還を許し、一挙3失点。さらに連打で1失点と、この回致命的な4失点となった。

 主導権を渡し、巨人菅野を楽に投げさせた。山崎は「僕のせいで負けました。焦ったというか(指に)引っ掛けました」と頭を下げ、中堅手・柳田は「カバーが遅れた。捕手が送球するのを見てから二塁へ走った。長谷川さんが捕った時点でスタートしていれば…」と反省。優勝の余韻は1日で消えてしまった。

 松中が優勝セレモニーボイコットによって2軍へ懲罰降格。一連の報道に不快感を示した秋山監督は、ミスを上塗りしたグラウンドの内容にも不満だった。「最初の部分だ。1点で、ランナーを(二塁で)殺して終わりにしとかないと。余計な3点」と渋い顔を続けた。引き分けを挟んだ連勝は6でストップしてしまった。【押谷謙爾】