<阪神2-3巨人>◇2日◇甲子園
阪神能見篤史投手(34)はまたも投打で奮闘した。2回2死二塁、菅野の真ん中146キロ直球に野手顔負けのフルスイング。右中間に大飛球を弾ませ、これが先制の適時二塁打となった。「何を打ったのかも分からないぐらい、一生懸命スイングしました」。
5月6日巨人戦(東京ドーム)ではプロ1号をたたき込み、9回2失点で完投勝利。前回6月25日中日戦でも2安打を放ち、8回1/3を1失点で白星をゲットしていた。再びフル回転で勝利を導くかと思われたが、3番坂本にしてやられた。
2点リードの5回2死一塁では右翼線への飛球を今成が好捕できず、適時二塁打となる。1点リードの7回2死二塁では再び左翼線適時二塁打を許した。それでも11安打を浴びながら8回2失点。「打たれたことは仕方がない」。前回登板で打球を受けた左足すねの影響は感じさせなかった。
7回に失点後はベンチで左肩を気にするしぐさも見せた。能見本人は「どうでしょうね」とはぐらかしたが、黒田ヘッドコーチは「(トレーナーから)報告は来ていない」と問題なしを強調した。リーグトップの防御率2・33にチーム最多の7勝。さらに打率2割1分4厘だ。大黒柱であり、油断ならない9番打者。能見が巨人に与える脅威は計り知れない。【佐井陽介】



