<オリックス4-3西武>◇2日◇京セラドーム大阪
和製大砲復活や!
オリックスT-岡田外野手(25)が同点適時打を含む3安打2打点と大暴れ。1軍再昇格後11打席目で飛び出した“初安打”にチームが沸いた。4年ぶりに「8番」に座ったうっぷんを晴らし、今季初の3安打。森脇監督も納得の働きだ。Tが打てば、勝つ!
完全復調へ迷いはなしだ。
気持ちは吹っ切れていた。T-岡田は、1点を先制された直後の2回2死一、三塁で「8番打者」として打席に立った。初球132キロの外角シュートに素直にバットを出した。ライナーが左翼線に弾み、同点劇を生み出した。気持ちがバットに乗り移った。
5回、8回にも安打を放ち3安打2打点。いずれも当たりは会心ではないが大きな一歩だ。「復活には物足りない打球ですけど。チームの勝利に貢献した試合が1試合もなかったのでやっとですね」とようやくの笑顔だ。待望の一打に、チーム全体がわき上がった。
打ちたかった。登録名が「岡田」だった09年10月8日日本ハム戦(京セラドーム大阪)以来4年ぶりの「8番打者」。屈辱をバットで晴らした。「結果を出していないのでしょうがない。信頼されるにはほど遠い。地道にやっていきたいです」。6月28日に1軍に復帰したものの、9打数無安打。初球から手を出せず、形が先行していたが、開き直った。
容姿通りの優しい兄貴分だ。1軍合流後の6月28日。球宴初出場を果たした伊藤に、ネックレスのプレゼントを贈った。「オールスター祝いや」と一言。伊藤は兄貴分のヒーローインタビューを「やさしい先輩なんです」とベンチ横からのぞいていた。
森脇監督もうなずいた。「返すという役割。いい仕事をしたね。自信にしてほしい」。指揮官も納得の活躍。最下位脱出へT-岡田の復調は必要不可欠だ。【池本泰尚】



