<楽天7-5ロッテ>◇24日◇Kスタ宮城
やはり鬼門だった。ロッテが4点リードをひっくり返され、連敗で7カードぶりに負け越した。2番手の服部と3番手の上野で4失点。伊東監督は「首位攻防と言われる試合で、昨日やられて『今日こそは』というのが見えてこなかった。中継ぎが勝負できてない。気持ちの乗ったボールがなかった」と話した。
Kスタ宮城は7連敗。前々回から中4日、中5日と短いスパンでの登板が続いた古谷は、先発自己最短の3回5安打3失点でKOされた。だが登板間隔を広げようにも、駒が足りない。伊東監督は「そこを全員でカバーしなきゃいけなかった」と話し、疲労がピークの古谷を責めることはしなかった。
追加点があれば展開は変わっていたかもしれなかった。1回2死満塁で2度目スタメンのG・G・佐藤外野手(35)が先制満塁弾。国内プロ3年ぶり、イタリアから日本球界復帰後は初のアーチに「初球からいくのがGGスタイル。キモティ~!」と決めぜりふで喜び爆発。試合前、左翼での出場に「こんな日が来るなんて…。打つ方に絶対影響出ますよ」と弱腰?
だった。08年の北京五輪で慣れない左翼を守り、準決勝(韓国戦)と3位決定戦(米国戦)で3度も致命的な失策をした。しかしトラウマを吹き飛ばす、豪快な一撃でチームに主導権をもたらせた。2回以降は打線が再三好機をつくりながら続かず、最後には「僕みたいなベテランだとチームの勝利の方がうれしい」と笑顔が消えた。
今日25日に負けか引き分けなら、自力優勝の可能性が消滅する。G・G・佐藤は「まだ試合は残ってる。明日勝つ準備をして頑張ります」。4月8日以来のKスタ宮城勝利へ、全員でぶつかっていく。【鎌田良美】



