<DeNA2-8巨人>◇24日◇横浜
百戦錬磨の巨人杉内俊哉投手(32)が、節目の10勝で連敗を止めた。序盤からパワー全開で飛ばし、6回3安打2失点。7奪三振の好投でベテランの力を発揮した。直球は好調時の常時140キロ近辺で球威を保った。決め球は「状態は悪くなかったですし、守りにも助けられた」と、鋭く曲がる伝家の宝刀、スライダーで相手打者を切り刻んだ。
備えも万全だった。2回表が終わったところで、ゲリラ豪雨のため26分間試合が中断。その間も室内のブルペンで「すぐにやむと思っていたから」と、キャッチボールを続けた。「初めから力を抜いて投げられれば、みんなやっているんだけど…」と、立ち上がりを苦手とする左腕にとっては、この日2度目の“1回”がカギだった。4番ブランコからの打順を3者凡退で片付けリズムに乗った。
自身2連勝で2年連続8度目の2ケタに到達。「先発をしている以上、10勝というのは最低限のところ。阪神も追い上げてきているので負けないように頑張る」と誓った。原監督も「今日は気合がのっていた。心という点で非常に良かった」と、うなずいた。【為田聡史】




