<ソフトバンク5-1ロッテ>◇29日◇ヤフオクドーム

 ロッテ西野勇士投手(22)は伊東監督にバースデー勝利を贈れなかった。同点に追いついた直後の4回裏に、痛恨の1発を浴びた。変化球頼みで連続四球を与え、犠打を挟んで1死二、三塁。初球の高め141キロを右翼スタンドに放り込まれた。「真っすぐが良くなくて、スライダーに頼ってピンチでストレート。自分でも嫌な攻め方だった」と苦い顔だった。

 低めへの制球は得意としていたが4、5回で3四球。最後も四球で5回1死一、二塁として交代した。この日は伊東監督の51歳の誕生日で、「勝つことが一番のプレゼント」とウイニングボール贈呈を計画していただけに、5失点で自身初の連敗はショックだった。

 パではソフトバンクにだけ未勝利で、伊東監督も「悔いの残る内容だったと思う」と思いやった。だが依然、先発では育成出身投手史上初の2ケタ勝利にリーチをかけ、今季通算100奪三振にはあと5個に迫った。連敗は2つで十分。次こそチーム最速の10勝到達だ。【鎌田良美】