西武相内誠投手(19)が、今オフにオーストラリアのウインターリーグに参加することが16日、分かった。ドラフト2位入団の今季は2軍で6試合に登板し、0勝3敗、防御率6・30。入団前に道交法違反(速度超過など)の疑いで千葉県警に摘発され、保護観察処分を受けたが、真摯(しんし)に取り組み大きく成長。体作りに重点を置き、プロで戦える土台を作った。

 西武では菊池が2年目のオフに同リーグに参加して翌年に4勝、今季は9勝を挙げるなど飛躍のきっかけをつかんだ。相内も菊池のように異国の地で武者修行に励み、ローテーションを担う投手へとのし上がる。