阪神の外国人補強は「4番」と「守護神」の獲得が最大のテーマで、守護神候補としては韓国のセーブ王・呉昇桓に一本化して、獲得に全力を挙げる。4番候補は8月、9月と中村GMが2度にわたる渡米視察で候補をリストアップ。日本でプレーしている他球団の外国人選手としてオリックス李大浩、楽天マギーらの名前も挙がる。

 今季所属した外国人ではランディ・メッセンジャー投手(32)とマット・マートン外野手(32)が今季限りで契約が切れる。球団は2人とも全力で慰留する方針で、メッセンジャーに対しては、本人が希望する複数年契約も検討している。残留を望むジェイソン・スタンリッジ投手(34)とは契約延長の方向。途中加入のブレイン・ボイヤー投手(32)はメッセンジャー、スタンリッジの動向次第で流動的。ロバート・ザラテ投手(26)と今季入団のブルックス・コンラッド内野手(33)は退団する。