マー君がブルペン待機して、球団初の日本シリーズ進出を決める。CSファイナルステージ第4戦(Kスタ宮城)は雨天中止となり、今日21日に順延された。勝つか引き分けでCS突破の楽天は、田中将大投手(24)と則本昂大投手(22)の先発2本柱を救援陣に加える模様だ。展開次第で、終盤に2人を惜しみなく注ぎ込み、一気に勝ちに行く。
天には勝てなかった。試合開始35分前に中止が決まり、星野監督は「残念だけど中止だよ。昼間に決めたいよ」と悔しがった。デーゲームが流れ、寒さとの闘いにもなるナイターに順延された。ただ、中止で1日の“余裕”が生まれ、必勝策が可能となった。今日21日の第4戦に、田中、則本の先発2本柱をブルペン待機させる可能性がある。終盤でリードする展開となれば、惜しみなくつぎ込み、一気に逃げ切る作戦だ。
CS前から、星野監督の心配事は救援陣だった。守護神不在で「(先発登板から)3日くらい空けたら」と、田中と則本のブルペン待機を描いていた。田中は17日、則本は18日に、それぞれ先発。今日のブルペン待機なら、田中は中3日、則本は中2日で、短いイニングなら登板可能だ。通常、先発2日後は休養に充てるが、2人とも休まなかった。ランニングは疲労を取る長距離ではなく、体のキレを出す短、中距離。調整メニューからも、登板が近いことがうかがえた。
練習を終えた田中は、中止で日程が変わったことにも「ああだこうだ言ってられない。自分が合わせてやっていくことが大事。よく言うことですが、勝った方が強い。最後の1つを取るだけです」と問題なしを強調した。今日の試合で、リードを許したまま終盤を迎えれば、救援登板を回避するとみられる。そのまま敗れれば、田中は明日22日の第5戦に先発。則本は、23日の第6戦先発が濃厚だ。
もっとも、日本シリーズを考えれば、今日の第4戦で決めるのが理想的。CSが第5戦以降までもつれて勝ち抜いても、22日に先発の田中が日本シリーズ初戦(26日)にも先発することは難しい。最初に強敵・巨人をたたき有利に進めるためには、田中で日本シリーズの開幕を迎えたい。そのためにも、田中と則本のフル回転で、今日の一戦をものにする。【古川真弥】



