オリックス森脇浩司監督(53)が20日、全スタッフにオフの「無休指令」を出した。神戸市の選手寮「青濤館」を訪れ、自主練習を行う選手を視察。就任2年目の来季は「勝負だけにこだわる」と決意を表明した。

 26日から秋季練習を開始する。5年連続Bクラスから脱却するため戦力の底上げが求められる。「12月、1月をどう過ごすかで水の泡になる。自分をコントロールする習慣をつけないと。シーズン中は2日と休みがないのに。どんなことが降りかかっても、やり抜く集団になる。監督、コーチ、選手だけじゃない。スコアラーに、トレーナー…。フロントもそうだ」。気持ちの上で、無休の精神を要求した。