コーチをコーチ?

 ソフトバンクは秋季キャンプ前日の10月31日に宮崎市内の宿舎で球団フロントと現場首脳がミーティングを開催。王球団会長も加わり、投手部門の育成、指導方針に関するガイドラインがあらためてコーチ陣に示されたようだ。

 小林海外兼中長期部長は「投手は傾斜のついたところで投げるのが基本など、共通認識はできているがもう1度話し合おうということ」と説明した。

 5年ぶりBクラスに、球団は危機感を抱く。現場への珍しい“コーチング”は刺激になるはず。秋山幸二監督(51)も「投手は自分の球をちゃんと操ること。基本だな」と原点を意識させるつもりで「見るのが大事。いい教材になる」と若手には主力の“追っかけ”になるよう求めた。「再興の秋」は今日1日から始まる。