阪神新井貴浩内野手(36)は13日、5000万円ダウンの2億円で契約を更改した。来季は3年契約の最終年。大幅年俸減で迎えるシーズンは、4番候補の新外国人マウロ・ゴメス内野手(29=ナショナルズ)と一塁のレギュラーを争う勝負の年。厳しい状況に追い込まれて迎える37歳シーズンだが、目標はもちろん、優勝の2文字だ。
「(球団から)来年、頑張ってくれと言われた。優勝争いは飽きたので、優勝したい」。08年に阪神へ移籍して以降、2位が3度。広島時代から未経験の美酒を浴びるため、新井はすでに戦いをスタートさせている。
05年に43本塁打してタイトルを奪ったスラッガーも阪神移籍後は19発(10年)が最多。復活へ、この冬はバットを振りまくっている。近年、慢性的に悩まされてきた右肩の痛みも「完治だよ」と、不安要素は解消された。昨オフは、痛みで満足に右肩を上げられない日が続いたが「去年より全然いい」と、充実のオフを過ごしている。
今季序盤は打率3割をマークも、徐々に調子を落とした。終わってみれば打率2割6分7厘、本塁打15本。「オールスター明けまではまずまずだった。最後は思うようなバッティングができなかった」。来季はゴメスとの戦いに打ち勝った末、優勝というゴールまで全力で完走してみせる。(金額は推定)【宮崎えり子】



