来年オフ以降のメジャー挑戦希望を表明している広島前田健太投手(25)は17日、練習のためにマツダスタジアムを訪れ、新ポスティングシステムについての見解を語った。紆余(うよ)曲折あったが、新制度が日米間でようやく成立。「選手にとってはいいこと」と歓迎した。

 10日の契約更改交渉の席で、球団にメジャー挑戦の思いを伝えたばかり。早ければ来オフにも新移籍制度を使う可能性がある。「選手としては球団に容認していただいたら、ありがたい。そうなったら、球団にプラスになればいいと思う」と言葉を選んだ。エースを送り出す機運が高まり、球団、ファンの理解を得てメジャーに挑戦できる立場になれば、上限に設定された20億円で評価される成績が不可欠の覚悟を示した。

 楽天田中将大投手(25)がこの日、メジャー移籍希望を球団に伝えた。会見の様子は、テレビで見た。「昨年から行きたいと言っていたことですし、今回は特別に思うことはないです。正式に行くことになって、チームが決まったりすれば、また思うことはあるでしょうが。楽天は残ってほしいと思うでしょうし、難しいことですね」と語るにとどめた。