ソフトバンク王貞治球団会長(73)が助っ人同士の真剣勝負を求めた。20日、名球会行事のあったハワイから帰国後、初めて球団事務所を訪れ、現時点で7人体制の外国人選手について「競争は激しくなるが、各人がその中を勝ち抜いてほしい。そうすると相手打者と勝負ができ、結果につながる。プロとはそういうところ」と語った。人員余剰のマイナス作用も気になるが、「先発は今年はキャンプ、オープン戦で12球団一と言われたが、機能せずBクラスだった。すべてが期待どおりとはいかない」と層の厚さは必要とした。ウルフやスタンリッジら外国人5投手の争いは特に激しくなりそうだ。

 ◆ソフトバンク来季外国人選手

 

 【投手】残留=バリオス、オセゲラ、移籍=スタンリッジ、ウルフ、サファテ

 【野手】残留=ラヘア、移籍=カニザレス※李大浩も基本合意