広島2位の九里亜蓮投手(22)が28日、亜大の先輩のソフトバンク東浜、同期でDeNA3位の嶺井博希捕手(22)らと大分・玖珠町で少年野球教室を開き、148人の小中学生を指導した。同地が亜大・生田勉監督(47)の出身地で、OB、現役生らが集合。九里は1年ぶりに東浜と対面も「プロで1年を経験された東浜さんにうかがいたいことはあるけれど、あえて聞きません。自分の色を出して挑戦したい」ときっぱり。自分の色とは「勝てる投手」と、今秋明治神宮大会優勝投手のプライドを見せた。

 現在は大阪・八尾市内で連日、走り込みとキャッチボールにジム通いを続け、春季キャンプに備えている。約2時間の指導の最後、小中学生を前に「来年は開幕ローテーションに入って1年それを守れるように頑張ります」と約束した。