でっかい初夢を託した。巨人原辰徳監督(55)と菅野智之投手(24)が8日、神奈川・平塚市の東海大湘南キャンパスで「夢と挑戦」をテーマとした公開セミナーを行った。OBのそろい踏みに2000人収容の大講堂が埋まった。菅野への期待を問われた原監督は「先発の中心となって、どんどん、大きな舞台で投げてほしい。次回のWBCは自分がエースで、という覚悟で。20年の東京五輪も、野球が必ず復活すると思う。OBとして戦ってほしい」と伝えた。菅野も「最高の恩返しになる」と応え、同窓生から拍手を浴びた。

 心の持ちようが夢を形にする。「ストレートに磨きをかける」と2年目のテーマを掲げた菅野に対し、原監督は「進化しない選手はやられる。去年のちょうど今頃と同じ精神状態なら、技術は上がっているんだから、いい方向にいく。1年目と同じ気持ちを保ち続けるのが難しい」と、初心の大切さを説いた。日本一奪還への挑戦に向け「13年は、最後(日本シリーズ)3勝4敗で勢いが止まった。大変な労力がいるが、チームの勢いを取り戻すことに挑む」と、自分自身も鼓舞していた。【宮下敬至】