広島は8日、マツダスタジアムに隣接した屋内練習場を新設することを発表した。鉄骨造りの3階建てで、45メートル×45メートルの練習場とブルペン4カ所が造られる。今年4月に着工され、同11月にオープン。総費用は約16億円になるもようだ。旧市民球場時代から、近隣に本格的な屋内練習施設はなく、球団にとっては悲願の建設になる。松田元オーナー(62)は「練習環境としては素晴らしいものになる。バッティングがいつでもできる。これで打力も上がるだろう。ベースボールタウンと銘打っているし、環境は整う。これでもっと強くなる」と話した。