同期バッテリーで1軍や!
阪神のドラフト1位岩貞祐太投手(22=横浜商大)が8日、同4位梅野隆太郎捕手(22=福岡大)とのプロでのバッテリー結成を熱望した。「チームの勝ちが第一なのでそんなことを言ってられないけれど、同い年としてそういう(1軍でバッテリーを組みたい)気持ちはあります。一緒に頑張りたい」。入寮から一夜明けたこの日はあいにくの雨。そんな中、室内練習場で自主練習に励んだ岩貞はキャッチボールながら、“虎第1球”を未来の女房に指名した梅野に投げ込んだ。
2人には縁もある。高2の夏、投手VS打者で対決したのが初顔合わせ。当時必由館(熊本)でエース候補だった岩貞は、練習試合で梅野がいた福岡工大城東と対戦。岩貞は梅野に内角直球をバックスクリーンへ運ばれた。しかも満塁本塁打だったという。大学に入ると2年時の日米大学野球、昨年6月の同候補合宿でバッテリーを組んだ。「大学でもバッテリーを組んでいたので慣れているし、(自分のことを)わかってくれている。見て欲しいところを見てくれるし、(意見を)言いやすい」。私生活でも行動をともにしたことで、プロ入り前から互いの実力を熟知。すでに意思疎通はバッチリだ。
今日9日からは新人合同自主トレが始まる。昨年の藤浪は初日からブルペン入りし、捕手を立たせたままの投球を行ったが、岩貞は「慎重にやっていきたい」とマイペース調整に徹する。即戦力として期待される2人の、1軍共演への挑戦が始まった。【松本航】
◆主な同期バッテリー
阪神では68年生まれの下柳と矢野。現役では85年生まれの小嶋と小宮山。小嶋が11年に4年ぶり、13年に2年ぶりの白星を挙げた時の捕手が小宮山だった。また76年生まれの福原と藤井もいる。他球団では89年生まれの広島野村と巨人のドラフト1位小林が広陵(広島)時代にバッテリーを組み07年夏の甲子園で準優勝した。楽天では84年生まれの永井と嶋、ソフトバンクでは79年7月生まれの帆足と80年1月生まれの細川、ヤクルトでは90年生まれの八木と中村がいる。古くは広島の55年生まれの大野と達川、67年生まれの佐々岡と西山がいる。



