巨人亀井善行外野手(31)が26日、練習試合の広島戦(那覇)前の守備練習中に右手人さし指を骨折し、戦線離脱した。ノックを捕球した際に打球を受け、那覇市内の病院で検査を受け、「右示指末節骨関節内骨折」(右手人さし指第1関節の骨折)と診断された。全治は不明。この日夕方に帰京した。都内でも精密検査を受ける予定だが、手術を要する可能性もあり、開幕1軍は極めて難しくなった。

 今季は春季キャンプから外野手だけでなく、一塁、三塁も務め、ユーティリティー性の高さは貴重な戦力となるはずだった。だがキャンプ打ち上げを目前に、思わぬ負傷で暗転した。川相昌弘ヘッドコーチ(49)は「まだ程度が分からないが、しっかり治してもらうしかない」と話した。