子ども好きのマッチが、最高の席に招待し夢を与える-。ソフトバンク松田宣浩内野手(30)が2月28日、今季の開幕戦からヤフオクドームのスーパーボックスに子どもたちを招待することを明かした。
「1室買いました。普通のスタンドなら触れ合えないけれど、あそこなら試合前とか試合後に会うことができる」。スーパーボックスなら、ほかのファンに囲まれてパニックにならずに済む。少しでもゆっくり一緒に時間を過ごしたい。ファンを大事にする松田ならではの考えだ。室内には松田と子どもたちとの交換ノートも設置される。
スーパーボックスとは、スタンドの上に設置されている特別室で、価格は年間800万円~2000万円。松田はバックネット裏の最上階(6階)、バルコニー16席という好位置で一番大きいタイプを用意した。
「誰にでも来てほしい。障害者の方でも、ゆっくり見ることができる」と、現在、福岡県内の施設や病院などに声をかけている。また、松田が代表者を務める社会貢献サイト「ユメノワ」でも近日中に公募を始める。
松田は昨オフ、がんセンターの慰問や高校受験を控えた中学3年生を激励するなど、子どもたちへ夢を与えようと積極的に活動した。「松田杯のような野球大会、野球教室もやっていきたい」と今後も活動を広げる予定だ。
この日はヤフオクドームへ荷物整理に訪れた。今日1日からのオープン戦で開幕まで仕上げていく。自ら招待した子どもたちの声援が、目標とする2年連続フルイニング出場へ大きな後押しとなる。【石橋隆雄】



