日本ハムの守護神・武田久投手(35)が女子プロゴルフ界に、異例の「参戦」を果たすことが2月28日、分かった。昨年、女子プロテストに合格した母校・生光学園高(徳島)出身のゴルファー浜美咲(20)のスポンサーとして契約を結んだ。背番号「21」にちなんだ、個人所有するマネジメント会社「21PROJECT(プロジェクト)」が年間100万円を援助。メーンではないが、帽子などに社名が入る浜の1スポンサーとして活動をサポートする。
愛称・小さな鉄腕が、異競技の「あしながおじさん」になった。浜は同郷の徳島、しかも母校の後輩ということもあり「4、5年前くらい」から面識があった間柄。アマ時代は陰ながらだが、応援してきた。プロへの転身を機にさらにバックアップすることにし、自身の会社を通じての資金援助という決断をした。武田久は「女子ゴルフは男子よりも、まだまだ伸びしろがあると思う。浜選手に活躍してほしい」との思いから、動いた。
既成概念にとらわれない大胆さは、折り紙付きだ。08年オフに「行列のできる法律相談所」の北村晴男弁護士を代理人に立て、契約更改交渉に臨んで世間を騒がせた。球界では珍しい大のオートレース・ファンとしても有名で、わが道を歩んできた。柔軟な発想で今回もゴルファーの“救援”というサプライズ企画を敢行した。残り34セーブで通算200セーブの金字塔に達する今季。スポンサーという肩書が、発奮材料になる。



