西武菊池雄星投手(22)が207日ぶりの1軍マウンドに戻ってきた。1日、練習試合のオリックス戦に先発。雨空での復帰戦でも、トレードマークの半袖スタイルを貫き「雨にも負けずという感じですね。100点じゃないけど、いいスタートは切れたと思う」と、3回1失点に一定の満足感を示した。

 実戦だからこそ得られる感覚がうれしかった。1回2死から3番竹原に直球を狙われてソロ弾を浴びた。だが、表情を変えずに直後の4番ペーニャを内角直球で見逃し三振に切り捨てた。最速は148キロ。「いいボールもあった。変化球でストライクをとれたのも良かった。リハビリを支えてくれた方たちへの感謝の気持ちを持って投げた」と充実感に浸った。「僕はアピールする立場。残り3、4試合も結果を求めていく」と、次戦以降への意気込みも人一倍強い。リハビリ生活にピリオドを打った菊池が、開幕カード楽天3連戦のマウンドまで一気に向かっていく。【為田聡史】

 ◆西武菊池の離脱から復帰登板までの経過

 昨年8月6日の日本ハム戦後に左肩痛を訴えて離脱。2軍での再調整を経て同9月21日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦で実戦復帰し2回を2安打1失点。同26日の同リーグ、ヤクルト戦で先発するも再び左肩痛が再発し1回で降板した。その後はリハビリに専念。オフは2度、米ハワイに渡って自主トレを行い、今年2月の南郷キャンプでは初日からブルペン入り。同11日にフリー打撃に登板し、直球のみを66球投げ込んだ。