広島ドラフト2位の九里亜蓮投手(22=亜大)が1日、練習試合・日本ハム戦(名護)で2回2/3を2安打無四球無失点と好投し、開幕ローテ入りに前進した。4回から3番手で登板。一塁けん制の際にボークを取られる場面もあったが、5回1死一塁からスプリットで5番稲葉を一ゴロ併殺打に仕留めるなど、緩急自在の巧みな投球術が光った。
「外すボールが甘く入ったり、逆球になったり…。精度を上げないといけない」。厳しい自己採点をよそに、首脳陣の評価はうなぎ上りだ。デビュー戦の25日DeNA戦は3回2安打1失点。2戦連続で無四球投球を披露し、野村監督からは「先発グループとして考えている。非常に楽しみ。本当に合格点を与えられる」と褒めたたえられた。
キャンプ休日の27日、沖縄で暮らす親戚の紹介で米軍嘉手納基地を訪問。「ちょっと遅くなったけど…」。初任給を使い、米国フロリダ州在住で元マイナーリーガーの父マーク・アントニオ・シェックさん、同テキサス州に住む父方の祖父母にプレゼントを買った。「実用的な物がいいと思って」。4年ぶりに再会した祖母にイヤリング、父と祖父にシャツを購入。そんなプレゼントだけでなく、マウンドからも感謝の思いを伝えていく。【佐井陽介】



