日本ハムのドラフト2位、浦野博司投手(24=セガサミー)が、9日のオリックス戦(姫路)で先発に抜てきされることが4日、分かった。社会人出身の即戦力右腕は春季キャンプ中の2月16日の紅白戦(国頭)で先発。2回1安打無失点と好投してアピールしており、1軍での“先発デビュー”戦の結果次第では開幕ローテーションに滑り込む可能性も出てきた。
この日は、巨人戦の試合前練習に参加し、ブルペンで約60球を投げ込んだ。練習後は他の新人選手とともに開場に合わせて「ウエルカムハイタッチ」を行い、試合直前にはグラウンドに登場しファンから温かい拍手をもらった。「とても、いい雰囲気ですし、早くプレーしたいです」と気持ちを高ぶらせ、「しっかりアピールしたい」と意欲を見せた。今後は1軍に同行しながら調整する。