ベテラン右腕が、開幕ローテに割って入ってきそうな勢いだ。阪神安藤優也投手(36)が4日、教育リーグ・ソフトバンク戦(雁の巣)に先発し、3回を3安打無失点に抑えた。13年目を迎えた男が、着々と開幕に向け仕上げてきた。
「ペースを考えたけど、3イニング目は力を入れた。3イニングを投げられて良かった」
毎回安打を許したが、1度も二塁を踏ませなかった。この日、1軍も同じ福岡でソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクドーム)をナイターで行ったため、和田監督ら1軍首脳陣が視察に訪れた。指揮官も「投球術のあるピッチャーだから。打たせて取るとか、ゲッツーもあったし。順調にきているね」と絶賛のピッチングだった。
先発ローテには能見、藤浪、メッセンジャーが内定している。中西投手コーチは「ぼんやりと安芸と春野で背番号は見えてきた。27(秋山)、66(二神)あたりがね。でもまだくっきりと顔は見えてこない」と話すなど不確定要素が多い。昨年リリーフ陣を支えた安藤も、先発ローテの一角を担う可能性も十分にある。
次はいよいよ1軍戦だ。11日のDeNAとのオープン戦(甲子園)で登板する予定。「次は1イニングのびるよ。上でね」(安藤)。08年から3年連続開幕投手を務めた安藤が、チームを救う。【宮崎えり子】



