<オープン戦:楽天5-2ロッテ>◇5日◇倉敷

 ロッテ打線は楽天松井裕樹投手(18=桐光学園)を攻略できなかった。選手たちから苦戦のコメントが出る中で、伊東勤監督(51)だけは違った。「低めの変化球を我慢すれば対応できる。今日は意外と直球でカウントを取ってきた。それを打つか、打たないかだった。低めの変化球については、見極めができていた」と振り返った。

 この日は初対戦で、しかもオープン戦。松井のスライダーの球筋を見ようとした。それがカウント球の直球を打たない選択につながった。抑えられたのは事実だが、伊東監督が悲観しない理由には、シーズンとは違うアプローチだったという裏側がある。

 攻略法についても「だいたい見えた」と言う。「カウント球の直球と高めの変化球。追い込まれるとワンバウンド気味の球が来る。今日はチェンジアップが多かったけど、そんなに怖いボールではない」と分析した。

 一方で2番手で投げた西宮については「球のキレも速さもある。左打者は嫌でしょうね」と手を焼きそうな予感を口にした。リーグ優勝のために、昨年10勝14敗だった楽天戦は5割が目標。そのために倒さなければいけない敵と認識した。「ルーキー2人を見られたのは良かった」と言った。