<オープン戦:楽天5-2ロッテ>◇5日◇倉敷

 アジャが3安打の固め打ちだ。ロッテのドラフト5位、井上晴哉内野手(24=日本生命)が、4番に返り咲き3安打1打点。広島から両親と姉が観戦に来ている中で、オープン戦通算打率を5割7分1厘とし、首位打者に躍り出た。

 落ち気味だった調子が再び上昇。その陰に2人の指導者の力があった。1人は日本生命の花野巧前監督。高知に来てくれた恩師と焼き肉を食べに行き「もっと下半身を使え」と助言をもらった。

 もう1人は伊東監督。「打つときに浮き上がるな」と、重心を低くするようアドバイスを受けた。井上は「2人とも言い方は違うけど同じこと。いい時の打撃に戻った気がする」と好感触を口にした。

 松井裕の膝元への147キロも「しっかり見えていた」と見逃しボール。次のスライダーを中前へ運んだ。伊東監督からは「追い込まれたなりの打撃ができている。ルーキーだけど、他の右打者はアジャを見習ってほしい」と手本に指名された。