<オープン戦:オリックス6-10巨人>◇7日◇京セラドーム大阪
これがスタートライン?
先発ローテ入りを狙うオリックス井川慶投手(34)が、オープン戦初登板で炎上した。巨人打線に3回9安打5失点。それでも井川は「やっとスタートラインに立てた」と相変わらずのマイペースぶりを発揮した。開幕まで、あと3週間ですが…。
炎上しても、井川は井川だった。初回から巨人打線につかまり、修正する間もなく4本の長短打などで3失点。2回、3回にも1点ずつを失い3回9安打5失点で降板した。
これだけめった打ちに遭えば落ち込みそうなものだが、井川はいつも通りのマイペース。「元気ですよ、順調に来てますよ」。「12球団で一番の打線に投げられてよかった」。「これで2014年のスタートラインに立てたかなと思います」と、ひょうひょうとコメントすると「あー、腹減った」と選手サロンへ向かった。
もともと、オープン戦で打たれて課題を見つけ、修正するのが井川流。この日は変化球の制球に苦しんだが、原因はフォームに問題があったためとチェック済みだ。初登板で「イニングも球数(71球)も投げられた」(井川)ことでスタートを切れた。現段階では結果は二の次。これが、井川なりの調整ステップというわけだ。
井川をはじめ投手陣が17安打を浴び10失点で敗れただけに、森脇監督は「(結果を)収穫ととらえることは大事。次に生かせることがたくさんあったはず」と評価しつつ「ただ、次は今日と同じではいけない」と、当然のように注文をつけた。【高垣誠】



