<オープン戦:DeNA0-8ソフトバンク>◇7日◇横浜

 ソフトバンク中田賢一投手(31=中日)が5回5安打で無失点を伸ばした。1回は制球に手こずるも2回以降は復調。1日楽天戦と合わせ、オープン戦は8イニング連続無失点となった。

 「前回よりいいボールが少しずつ増えてきた感触です。あとは確率を上げる作業。もう少し流れを良く、3人で切れるところは切りたいです」

 笑顔が好感触を物語る。直球の制球は次第にアップ。連打もなかった。スライダーの切れ味が鋭く、特に左打者の膝元に食い込ませた。ただ山崎には3安打、1回はブランコにスライダーを痛打されるなど、右打者への対応は今後のテスト材料として残した。加藤投手コーチも「左打者には問題ない。右打者のインコースをしっかり突くことだね」と念を押した。とはいえ昨年中日での被打率は左3割8厘に対し、右1割8分4厘。元来、右打者は苦手にしていない。

 この日は5回で75球と理想的なペース。「まだ投げられるなという感触がある」とスタミナ面の不安も見せなかった。残る実戦は2試合の予定。先発が予想される開幕2戦目の29日ロッテ戦(ヤフオクドーム)にステップを踏んでいる。【押谷謙爾】