巨人橋本到外野手(23)、藤村大介内野手(24)ら若手が13日、覚悟の再スタートを切った。練習前、藤村は、長野から外野手用グラブを譲り受け、慣れない練習に臨んだ。内野手の坂口真規内野手(23)、大累進内野手(23)も外野でのノック練習に加わり、強風の中、飛球に悪戦苦闘し続けた。前日12日、2番中堅手で先発した橋本は2打席連続三振し、1軍で外野出場歴のない内野手の藤村と屈辱の交代。一夜明け「悔しすぎて目覚めが悪かった。僕が2番(打者)だという相当な覚悟を持って来ました」と切り替えた。

 奮起を促すための采配を執った原監督も期待はかけ続けている。予定していたロッテとのオープン戦(QVCマリン)は雨天中止となったが、2番中堅手・橋本で先発起用する予定だった。「踏ん張りどころだね」と、室内練習場で橋本に直接打撃指導した。「(若手内野陣の外野ノック練習は)指示していない。でもチャンスだと思っているんじゃないですか。1つポジション空いているしね」と続けた。