<オープン戦:広島5-11ソフトバンク>◇23日◇マツダ
ソフトバンク本多雄一内野手(29)が広島戦で10個目の盗塁を決め、オープン戦の“盗塁王”となった。6回1死から中前打で出塁すると、次打者の今宮の場面で二盗。前日まで並走のオリックス安達をゴール手前で引き離した。成功率は何と100%。「去年の数字をとにかく上回りたい思いがあるので」。シーズンの目標は3年ぶり60盗塁。達成への意欲が、オープン戦から強く表れた。
安達とはオフに佐賀・嬉野市で自主トレをともに過ごした。安達が「盗塁王とゴールデン・グラブ賞が目標」と公言すれば、本多も「絶対に譲らん」と応戦。実際、オープン戦序盤は安達が盗塁を重ねた。「どんどん走ってますね。負けられない」。本多にとっても刺激になっていた。
スランプ知らずの足だけではない。1回に右中間二塁打。4回は無死二、三塁から右犠飛を放った。「アジャ」ことロッテ井上に抜かれて首位打者は逃したが、バットも高いレベルで好調をキープしている。
28日の開幕ロッテ戦(ヤフオクドーム)は成瀬との相性も良く、1番スタメン出場が有力。「去年と違って、いい形で終われたのが一番良かった」。昨年はWBC出場の影響で出遅れた。今年は本来の姿でシーズンに突入する。【大池和幸】



