<コナミ日本シリーズ2013:楽天2-1巨人>◇第2戦◇27日◇Kスタ宮城

 巨人が微妙な判定に泣いた。7回裏2死一、三塁。藤田の二塁前への打球を寺内が捕球し、一塁へ転送した。送球の方が早いようにも見えたが、ヘッドスライディングした藤田の方が早かったと森塁審はジャッジ。内野安打となり、勝負の決まる2点目が入った。

 アウトを確信して拍手していた原辰徳監督は、勢いこんで一塁へ向かった。「アウトだろう」と詰め寄った。しかし、当然ながら判定は覆らない。試合後は「もう、そのことはノーコメントだね」と話すにとどめた。

 第3戦からは本拠地に舞台を移す。「東京ドームに帰って(ねじを)ひと巻きも、ふた巻きもした状態で戦いたいと思います」。