広島が1位指名を公言するドラフト候補の明大・野村祐輔投手(4年=広陵)が29日、所属する東京6大学野球連盟にプロ志望届を提出した。慶大戦(10月1日から)を前に、大安吉日の提出。東京・府中のグラウンドで調整練習を行った野村は「春負けた慶応には負けられない。すっきりしてリーグ戦に集中できます」と話した。今季の3勝を加えて通算27勝としている右腕は、広島のほかここへきて日本ハムなども評価を上げている。明大からは島内宏明外野手(4年=星稜)と柴田章吾投手(4年=愛工大名電)もプロ志望届を提出した。

 ◆5人加わり77人

 日本高野連は29日、ホームページ上で同日までにプロ志望届を提出した選手を公表し、新たに山形中央・横山雄哉投手(3年)ら5人が加わって77人になった。