ダルさん教えて~。日本ハムのドラフト4位土屋健二投手(18=横浜)ら新人投手が、ダルビッシュに弟子入り志願した。10日、札幌市内のホテルで新入団発表が行われ、土屋は将来の左右2枚看板を宣言。ほか榊原、矢貫もダルビッシュを意識したが、梨田監督はダル観察禁止令を発令した?

 ドラフト1位大野奨太捕手(21=東洋大)は台湾遠征中で欠席し、後日に入団発表が行われる。

 堂々の宣誓だった。テレビカメラ8台が並ぶ中、新入団選手たちは臆(おく)することはなかった。高卒左腕の土屋はエースの名前を出して宣言。「ダルビッシュさんを目標にしたい。右のダルビッシュ、左の土屋と言われるように頑張りたい」。夢の2枚看板プランを掲げた。

 投法は左右違うが、土屋は甲子園4強と全国区で活躍。ダルビッシュは、横浜高の先輩の西武涌井とは大の仲良しという縁もあり、接点は近くなりそうだ。春季キャンプでは2軍スタートが濃厚ではあるが、今後の弟子入りを志願。「オフの過ごし方、投手として気をつけていることとかいろいろ聞いてみたい」と目を輝かせた。

 ダル詣での希望者は土屋だけでない。ドラフト2位榊原は「チームのエースで日本のエース、ダルビッシュ投手と話がしたい」とラブコール。同3位で身長190センチの矢貫も「ダルビッシュ君とツインタワーと言われるように」と活躍を誓った。年齢の上下関係なくダルビッシュを強く意識し、練習見学や会話を希望した。

 そんな“ダルマニア”たちに、入団発表に同席した梨田監督は、ほほえむどころか苦笑い。入団発表終了後に「見たからって言ってねぇ~。見たら逆に自信なくすやろう。16、17は勝つ投手やから実力の差がありすぎる」。選手たちの熱意は感じながらも、早速のダメ出しで、ダル観察自粛?

 を要請した。

 いずれににせよ、来季からダルビッシュとは同僚になる。夏から10キロ増の体重83キロとプロの体作りをしている土屋は「1軍で活躍しないと意味がない。直球で押せるような投球を1軍で見てもらいたい」と意気込んだ。新たに4投手が加わり、ダルビッシュ中心に今季リーグ防御率1位の投手陣が活性化しそうだ。【村上秀明】