<東京6大学野球:明大7-5立大>◇8日◇神宮

 明大が14安打で7点を奪い、立大との打撃戦を制した。5回に3-3の同点とすると、6回2死一、二塁から1番中村将貴外野手(4年=関西)が左中間に三塁打を放ち勝ち越した。「(打ったのは)スライダー。狙っていたわけではなかったけど、振り抜いたらいいところに飛んでくれたので良かった」と笑顔を見せた。

 先発したエース野村祐輔投手(4年=広陵)は9回に4連打を浴びるなど12安打で5失点したが6奪三振完投。自己最多タイの1季5勝目を挙げ、通算29勝、349奪三振で史上7人目の「30勝&300奪三振」にあと1勝とした。「自分で自分を崩してしまった。でもその中で勝てたのは大きい」と反省しながらも前向きだった。