<プロ野球ドラフト会議>◇27日

 九州国際大付の高城俊人捕手(3年)が横浜から2位指名されると、日本野球機構(NPB)関係者の顔が思わずほころんだ。というのもNPBが未来のプロ野球選手発掘のために05年から始めた「ジュニアトーナメント」出身者のプロ1号が誕生したからだ。高城は小学生時代にホークスジュニアの一員として第1回大会に出場した。NPB平田広報部長は「大変うれしい。今後もそういう選手が出てくれば」と話した。