中日からドラフト2位指名された愛工大名電(愛知)の浜田達郎投手(18)が10日、名古屋市内のホテルで入団交渉し仮契約した。

 契約金は6000万円、年俸は660万円。地元のスター候補生は、交渉の席で自らハンを押したという。直後に設定された会見では「より一層、ドラゴンズに入るんだという自覚がわいてきました」と目を輝かせた。

 甲子園をわかせた阪神1位の藤浪晋太郎(18=大阪桐蔭)、日本ハム1位の大谷(18=花巻東)とともに「高校ビッグ3」と並び称された大型左腕。背番号は未定だが「自分としてはこだわりはありません」。今後球団からもらった番号を、活躍で“タツロー色”に染め上げるつもりだ。