<プロ野球ドラフト会議>◇25日
日本ハム3位の中大・鍵谷陽平投手(4年=北海)は「沢村魂」で1年目での1軍出場を目指す。同大学の校舎でチームメートらと指名の連絡を待ち、約1時間半後、吉報が届いた。「大変うれしい気持ちでいっぱいです。(指名まで)時間があったのでドキドキしましたけど、ほっとしてます」と緊張気味だった顔から笑みがこぼれた。
最速152キロ右腕が、目標にしてきた先輩と同じプロの舞台に立つ。中大出身である巨人沢村の2年後輩にあたり「ずっと沢村さんの背中を追ってきたので。野球に取り組む姿勢、メリハリ、勝ちへの貪欲とか、いろいろ見て学びました」と厳しい練習をともにしてきた。2年秋に発症した右肘痛もリハビリを経て克服。「沢村さんも(大学のとき)脇腹を痛めて乗り越えていたし、僕もケガを乗り越えられたのは、大きな経験になっています」と精神的にも強くなった。
ただ、やり残したこともある。ソフトバンク1位指名の亜大・東浜とは、東都大学リーグで3度の対戦で3度敗れ、「プロでは絶対勝ちたい」と意欲を燃やしている。北海高校出身で、地元球団からの指名に「1日でも早く札幌ドームで投げたい。1年目から1軍に入れるように頑張りたい」と力強く誓った。【斎藤庸裕】



