<プロ野球ドラフト会議>◇24日

 ヤクルトは「即戦力投手」「遊撃手」「捕手」の補強ポイントを、狙い通りにバランス良く指名した。

 ドラフト1位では九州共立大・大瀬良大地投手(4年)こそ抽選で外したが、外れ1位で国学院大・杉浦稔大(としひろ)投手(4年)をソフトバンクとの競合の末に交渉権を獲得。投手4人(社会人2人、大学生1人、高校生1人)、捕手1人、内野手1人の6人で指名を終了した。

 ドラフト後、小川淳司監督(56)は「大瀬良君は外したけど、それ以外はスカウトの思惑通りの補強ができたかな。即戦力が中心。バランスがひじょうによかった。点数は90点ぐらいじゃないかな」と高評価した。