西武の星野智樹投手(31)が「埼玉親善大使」に名乗りを上げた。左キラーとして日本一の立役者となった一方で、埼玉県のマスコットキャラクター「コバトン」人形を、いたるところでPR。8日の契約更改交渉では年俸6000万円で一発サインし「コバトン査定?

 30万円くらい入ってますかね」と希望通りの2200万円アップに、ホクホク顔だった。

 西武の優勝シーンに、不思議な人形が交じっていたのを記憶している人は多いはずだ。リーグVからアジアシリーズまで渡辺監督が4度胴上げされたが、埼玉県のマスコット「コバトン」を肌身離さず持っていたのが星野だ。新聞、テレビなどでのPR効果は抜群。今年からチーム名に「埼玉」を冠したことを機に「埼玉のライオンズを知ってほしい」と率先して始めた地域密着活動だった。

 働きぶりは、思わぬ形で評価された。今月3日に埼玉県庁に優勝報告をした際、上田清司知事から感謝され、継続的な活動を直々にお願いされた。今季は63試合に登板、29ホールドポイントはいずれもチーム最多。中継ぎの柱としてだけでなく“副業”でもフル回転し「もちろん、来年も埼玉をPRします」と意欲満々。自慢のモミアゲとともに、地元埼玉の猛アピールを誓った。【柴田猛夫】