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＜ＷＢＣ・第１ラウンド：米国１５－６ベネズエラ＞◇８日（日本時間９日）◇Ｃ組◇２回戦◇カナダ・トロント、ロジャースセンター

　米国がベネズエラに大勝。第２ラウンド進出が決定した。中盤まで接戦だったが６回、打者一巡の猛攻で８点を奪い試合を決めた。

米　国０００２０８１３１｜１５

ベネズ００１２０２００１｜　６

【米】オズワルト、リンドストロム、ジーグラー、ブロクストン、ハンラハン、グラボウ、ベル－アインネッタ

【ベ】ガララーガ、ザンブラノ、バスケス、Ｙ・ヘルナンデス、ブランコ、グラナダス、Ｖ・モレノ－Ｒ・ヘルナンデス、ラミレス

【本】ユーキリス、ダン、ブラウン（米）、ギーエン（ベ）

＜試合経過＞

　１回表米国は先頭のロリンズ（フィリーズ）が二塁打で出塁も、捕手のけん制に刺され憤死。２番ペドロイア（Ｒソックス）３番ジョーンズ（ブレーブス）は連続三振。

　１回裏ベネズエラは２死後、３番アブレイユ（前ヤンキース）が左前安打で出塁。しかし４番カブレラ（タイガース）は空振り三振で無得点。

　２回表１死後５番ライト（メッツ）が遊撃内野安打で出塁。６番ダン（ナショナルズ）は三振に倒れたが７番デローサ（インディアンス）は死球で一、二塁。しかし８番アインネッタ（ロッキーズ）は投ゴロで無得点。

　２回裏ベネズエラは５番オルドネス（タイガース）が中飛、６番ギーエン（タイガース）は二ゴロ、７番ロペス（マリナーズ）は遊ゴロで３者凡退。

　３回表米国は９番グランダーソン（タイガース）が三ゴロ。１番ロリンズは中飛。２番ペドロイアは三ゴロで３者凡退。

　３回裏ベネズエラは８番ヘルナンデス（レッズ）が一ゴロ。９番スクータロ（ブルージェイズ）が中前安打で出塁。１番ブランコ（ブレーブス）も左前安打でつなぎ一、二塁。２番モーラ（オリオールズ）が中前適時打を放ち１点を先制した。

　米国は４回、１死後４番ユーキリス（Ｒソックス）が中前安打で出塁。５番ライトは中飛に倒れたが６番ダンが中前安打を放ち２死一、三塁。ここで７番デローサが右中間を破る三塁打を放ち２－１と逆転した。

　４回裏ベネズエラは１死後６番ギーエンが四球で出塁。７番ロペスは左二塁打を放ち１死二、三塁。８番ヘルナンデスの遊ゴロの間にギーエンが生還し２－２同点。９番スクータロは四球で一、三塁から１番ブランコが右前適時打を放ち再び３－２とリードした。

　米国はここで先発オズワルトをあきらめ、２番手リンドストロム（マーリンズ）が登板。何とか後続を断った。

　ベネズエラは５回からＶ・ザンブラノ（元オリオールズ）が登板。

　米国は５回、１番ロリンズが中前安打。しかし２番ペドロイアは遊ゴロ併殺打。３番ジョーンズは二ゴロで無得点。

　ベネスエラは５回、３、４、５番が倒れ３者凡退。

　米国は６回、４番ユーキリスが振り逃げで出塁。５番ライトは右前安打でつなぎ無死一、二塁。さらに６番ダンは四球で無死満塁。７番デローサは押し出し四球を選び３－３の同点。ここでベネズエラは３番手のバスケス（Ｒソックス２Ａ）にスイッチ。ここで８番アインネッタが走者一掃の３点三塁打を放ち６－３と勝ち越した。代わったＹ・ヘルナンデスから１番ジーター四球の後、２番ペドロイアが２点二塁打。８－３とリードを広げた。なおも４番ユーキリスが左へ２ラン。１０－３とした。

　米国は６回から３番手ジーグラー（アスレチックス）が登板。

　ベネズエラは６回、６番ギーエンがソロ本塁打。ロペス、ヘルナンデスの長短打で一、三塁。併殺打の間に１点を追加し５－１０とした。

　米国は７回、ダンの特大ソロアーチで１点を追加、１１－５とした。

　７回裏から米国はブロクストン（ドジャース）が登板。ベネズエラは１死後、アブレイユが安打で出塁も無得点。

　８回表米国は１死満塁からデローサの右犠飛、アインネッタの中前適時打、グランダーソンの右前適時打で３点を追加。１４－５とした。

　米国は８回裏、５番手のハンラハン（ナショナルズ）が登板。ベネズエラは１死後、ロペスが左二塁打で出塁も米６番手のグラボウ（パイレーツ）に抑え込まれ無得点。

　米国は９回、ブラウンが左翼へソロ本塁打を放ち１５点目。

　米国は９回裏、ベル（パドレス）が登板。ベネズエラは無死三塁からモーラの適時打で１点。しかし反撃もここまで。１５－６で米国が勝った。　

　［2009年3月9日12時48分］

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