5日に行われるK-1MAX63キロ級日本トーナメント(代々木競技場)に出場する久保優太(アンリミテッド)が1日、東京・恵比寿の同ジムで練習を公開した。ボクシングの名トレーナーのあかしとなるエディ・タウンゼント賞を94年に受賞している積田進トレーナーとのミット打ちやスパーリング、シャドーボクシングなどを消化した。約1カ月間での走り込みで鍛え上げた両太もも破壊力を見せつけた。

 1回戦の相手がテコンドーをバックボーンとする尾崎圭司(チーム・ドラゴン)となるため、久保はひそかに秘密兵器を用意。ムエタイ王者センチャイ・ソーキングスターの技をアレンジした側転キック技も披露。自ら「サイクロンキック」と命名し、尾崎戦で繰り出す姿勢も示していた。