今年のプロレス大賞選考会が13日、都内で行われ、IGFの鈴川真一(28)が新人賞に選ばれた。鈴川は角界から転じて、昨年暮れにデビュー。4月の元K-1ファイターのジェロム・レバンナ戦では、敗れはしたが強烈な打撃にひるまぬ闘志を見せた。また、日本人のヘビー級のファイターとして、将来性を買われた。

 鈴川は「素直にうれしいです。去年取っておきたかったですけどね。とりあえず今は目前に迫った大みそかの大会に出られるように集中してトレーニングするだけです。来年は、もっと違う賞をいただけるように頑張ります」と話した。