<全日本:ホールドアウト・ツアー>◇4日◇東京・後楽園ホール◇8試合◇1750人

 次期世界タッグ挑戦権を征矢学(27)大森隆男(42)組が獲得した。リング上につるされた挑戦権利書を取った方が勝利のルールでKENSO(37)カズ・ハヤシ組と対戦、10分31秒に征矢がカズに競り勝った。20日の両国大会で、王者オズ、クエルボ組に挑戦する。机、椅子、はしご使用のルールで行われ、最後ははしごに登った征矢がカズにパンツを引っ張られて半ケツになりながら、権利書をゲットした。

 征矢と大森は二人三脚、二人羽織とユニークな特訓を積んで連係強化を図ってきたが、ことごとく失敗。チームワークが心配されたが、征矢は「この間の練習の成果が出た」と笑顔。大森は「正直、疑ったこともあったが、間違ってなかった」。「ワイルドに戦って、両国で必ずベルトを必ず取る」と声をそろえた。