初代タイガーマスクの佐山聡(51)は14日、ドラディション大阪大会に参戦し、2代目タイガーマスクとしても活躍した三沢さんの死を「プロレスの大きな一部を失った」と悲しんだ。ほとんど交流はなかったが、昨年12月、佐山主宰のリアルジャパン東京大会の4人タッグ戦で初対決。佐山は「いつかシングル対決やタッグを組みたいと思っていた」と、無念の表情を浮かべた。

 訃報(ふほう)は4代目の新日本のタイガーマスクから聞いたという。2代目だった三沢さんについて「僕の動きがタイガーマスクというイメージだったため、マネをしなくてはいけなかったので大変だったと思う。僕が三沢選手のマネをしろと言われてもできない」と話していた。