10年8カ月ぶりにプロレス復帰する船木誠勝(40=ARMS)が原点回帰で本気度をアピールした。30日の武藤敬司デビュー25周年記念興行(両国国技館)で、武藤と組んで蝶野正洋、鈴木みのる組と戦う船木は14日、横浜市内の全日本道場で練習を公開。若手5人と受け身や基礎トレーニングなどを行った。パフォーマンス色はなく、スパーリングでは真田聖也に間髪入れず技を繰り出した。パンクラスに在籍していた98年12月以来のプロレスに「まだ次の動きを頭で考えてしまう。2~3回練習をやればなじんでくると思う」と話した。