WBA世界スーパーフェザー級3位内山高志(30=ワタナベ)が、来年1月11日の世界初挑戦へ順調な仕上がりだ。王者ファン・カルロス・サルガド(25=メキシコ)戦に向けて今回、ジムでは初めて海外からスパーリングパートナーを呼んだ。フィリピンから東洋太平洋王座の防衛戦の対戦相手ら2人。25日は都内のジムで、2人と各5回で最長10回をこなした。左ジャブから右ストレートで圧倒。最終10回には右から連打し、左フックでダウンさせた。後半のスタミナが課題と言われる内山。「思い切り打てるし、緊張感もあって刺激になる」と、陣営の援護に課題克服の成果を示した。