31日に東京・日本武道館で開催されるWBAダブル世界戦の調印式が29日、東京・文京区の東京ドームホテルで行われた。

 3度目の世界挑戦で悲願の王座奪回を狙うWBA世界スーパーフライ級4位清水智信(30=金子)が、“王者の油断”を大歓迎した。会見で同王者カサレス(33=メキシコ)に相手にされなかったが「ナメてくれた方がやりやすい。技術よりも気持ちが大事。今までやってきたことをぶつけたい」。WBAからスーパーフライ級のタイトルマッチ認定書は未着だが、日本ボクシングコミッション(JBC)には承認内示がメールで届いているという。