東日本ボクシング協会は16日、都内で理事会を開き、前会長が除名処分を受け事実上の活動停止中の亀田ジムが、元協栄ジムの大竹重幸氏を新会長として再出発する申請を全会一致で棄却した。

 WBAスーパーフライ級王者・河野が所属するワタナベジムの渡辺会長は、決定に困惑の表情を浮かべた。WBAから長男興毅との指名試合を行うように指示されており、交渉期限が今月末に迫っている。そのことについて「コミッション(JBC)には、期限を延長するか、別の選手と1試合挟むのかなど、WBAと協議してもらいたい。また、亀田ジムにもライセンス発行のための努力をして欲しいと伝える」と話していた。