WBC世界スーパーフェザー級王者三浦隆司(30=帝拳)が28日、3度目の防衛戦(11月22日・横浜国際プール)に向け、都内の所属ジムで7回のスパーリングを行った。

 当初は10回を予定も「体に疲れを感じた」と途中で変更。それでも得意の左の強打に加え、右ボディーで何度も相手の動きを止めるなど、昨年大みそか以来の試合へ順調な調整を続けている。「左ストレートを速く打てるように心がけている」と課題を口にした。今月15日には第2子となる長女の莉禾(りんか)ちゃんが誕生。「さらに頑張らないといけない気持ちが強くなった」と強い父の姿を見せる覚悟だ。